まゆの会 (2008年5月5日)〜その1

会場の様子

お浚い会「まゆの会」は、横浜市の桜木町駅から歩いて10分ほど、紅葉坂を登りきったところにある神奈川県立青少年センターホールで行われました。当日は、お天気もよく、多くのお客様にご来場いただきました。

神奈川県立青少年センター

神奈川県立青少年センター

青少年センター正面入口

多くのお客様が開場をお待ちになってました

清元 「卯の花」

卯の花の雪でうさぎをつくるやら・・・という唄いだしから卯の花と言う題名となっている新春を祝う歳旦物です。卯年の春から始まり、初鰹、夏の深川、都鳥、冬の向島と江戸の風情がふんだんに盛り込まれている洒落た演目です。

神奈川県立青少年センター

長唄 「新曲浦島」

大海原の壮大な様子、黄昏の海、漁火、舟歌、夕嵐の凄まじさなど海の情景をさまざまに描写した素踊りの大曲です。

新曲浦島

新曲浦島

新曲浦島

新曲浦島

長唄 「末広狩り」

女大名は太郎冠者に末広狩り(扇)を買ってくるように命じます。末広狩りを知らない太郎冠者は町で傘売りに出会い、骨に紙が張ってあって末が広がっている傘を末広狩りだといわれて騙されます。違うものを買ってきた太郎冠者は女大名の機嫌を損ねてしまいます。困った太郎冠者は傘売りから教わった流行り歌を歌うと女大名は次第に心を和らげ、目出度くふたりで舞い納めます。狂言物の雰囲気が味わえる楽しい演目です。

末広狩

末広狩

末広がり

末広がり

末広がり

末広がり

長唄 「羽根の禿」

花魁の小間使いをする十歳前後の少女のことを禿といいます。正月のわずかな暇に妓楼の格子先で羽根付きに興じる禿のまだあどけない姿を舞踊化したものです。

羽根の禿

羽根の禿

羽根の禿

羽根の禿

清元 「玉兎」 

月から飛び出した兎の餅つきからはじまり、兎と狸を踊り分けてのかちかち山の物語などがあり楽しい作品です。手足を出しての扮装は影勝団子の当時の物売りの風俗を取り入れているといわれています。

玉兎

玉兎

玉兎

玉兎

※撮影は「舞ビデオ」さんです。写真のデジタルデータをすべて下さるので助かります!

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