第五回まゆの会 無事終了いたしました!

 7月18日国立劇場小劇場での「まゆの会」、盛会のうちに終えることができました。コロナ禍にもかかわらずご来場いただきましたお客様、そして出演者の皆様、有難うございました。会を終えて1週間たち出演者皆元気に過ごしている様子に会主としてはやっと安心できたところです。

国立劇場を予約して会の開催をきめたのは1年以上まえのこと。会の頃、コロナはそろそろ収まるだろうという漠然とした思いで準備スタート。それでもいつもの会よりはお稽古も早めにはじめ、感染対策をしながら慎重に準備をすすめてきました。6月頃、一時感染者数が減少して少し安心したのもつかの間、7月には第7波という大波がきて、会直前はヒヤヒヤドキドキ、二人立ち、三人立ちの演目の誰かが当日参加できない状況になったらどうしよう・・・などなど眠れぬ日々でした。

当日の朝、10時からの場当たり(開演前に舞台に乗って居所を確認すること)で全員の顔がそろったときにはほんとうに安堵しました。そのときの出演者の面々の表情をみるととにかく楽しそう、うれしそう、コロナなんてなんのその、みんな前向きです。ほんとうに会をやってよかったと思いました。

そして本番はこれからなのだ!と自分に気合。こうして会の幕が開きました。

手前味噌ではありますが、出演者それぞれ持てる力を出し切って舞台を務めることができました。いろいろ反省点はあっても全力投球した舞台なら次へのステップアップにつながると思います。

今回会主の私は「夕月船頭」と「源太」という常磐津舞踊を二番踊らせていただきました。いつもの会とは違う気苦労などいろいろあって稽古不足。それでもコロナ禍で舞台の数が減っている今、やはり舞台は楽しい、心からそう思って踊らせていただきました。

会が終わって1週間後にはみんな次の演目をはじめています。

さあ、次に向かって前進です。

皆様、本当にありがとうございました。

この記事を書いた人

bando-itsuo

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