爽やかな秋 兎を踊ります

すっかりご無沙汰です。(いつものことか…)

今年は5月にわが稽古場にとっては大イベントである「まゆの会」があったにもかかわらず、写真のみのアップですっかり筆無精になってしまいました。というのも(言い訳ですが)私の不注意で会のお稽古が佳境の今年初め、ちょっとした足の怪我をしてしまい、人生初の松葉杖という経験をするはめになってしまいました。それでも出演者一同しっかり舞台を務めてくれ、私も皆様のおかげで念願の「魂まつり」を踊ることができ、いつも以上の感動を味わいました。

思いがけない怪我で年内は少し足を労わろうと思っていたのですが、秋の神奈川支部の会の制作から義太夫の「鷺娘」の振付と「狸八島」の出演のお話をいただいたとき、やはりおとなしくしていられず快諾してしまった私でした。

さて恒例の日本舞踊協会神奈川県支部 「邦舞祭」今年のテーマは動物!

一部の青少年講座の子供たちは義太夫「さるかに合戦」

そして三部は企画作品「化競狐狸譚」(ばけくらべこりのひとふし)

野毛山動物園を舞台に清元「玉兎」長唄「狸」義太夫「鷺娘」長唄「狸八島」の曲でストーリーが展開します。

私は「狸八島」の兎のお役をいただきました。(まだ稽古はじまってませんが、人質になっている兎らしい)

とても面白そうな予感、いや面白いと思います!

爽やかな秋の一日、野毛山のお隣りの紅葉坂にぜひは運びくださいませ。

詳しくはこちらをご覧ください。

                                                          平成30年10月25日

                                                             坂東以津緒

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